Research 研究開発
Research 研究開発
食品成分間のシナジー効果
を解明し
エビデンス
を積み重ねていく
食品は元来、生体調節機能を持つ複合成分から構成されているため、機能性食品の開発には、食品成分間のシナジー効果(相乗効果)を科学的に解明する必要があります。当社では、薬学、農学、理学などの幅広い分野について、北海道大学や道立食品加工研究センター、医療ベンチャーの研究者といったスペシャリストを顧問団として招き、大学や試験機関等との連携を通して、素材や製品の研究開発を実施しエビデンスを積み重ねています。また、その一方で、常識にとらわれない自由な発想で研究開発に取り組んでおります。
独自技術BRC製法
植物が本来持っている防御機構によって生成される物質(二次代謝産物)の中には、私たち人間の身体に有用な成分があります。BRCとは、この植物が持つ防御機構を食品加工に応用し、合理的にコントロールすることで、目的とする身体に有用な成分を選択的に造り出すことが可能となる当社独自の製法です。 ※植物は、外敵から危害を加えられても動物と違って走って逃げることはできません。その代わり、彼らは自身が持つアミノ酸や酵素などを化学反応させて、外敵を追い払う成分を造り、外敵を追い払おうとするので す。
ネギ属植物の加工に関する独自技術「BRC製法」
BRC(バイオラショナルコントロール:生物合理性制御)/DPTS
BRC製法で玉葱から得られる健康成分「DPTS」を従来加工比の15倍生成することが可能です。
※DPTS=ジプロピルトリスルフィド
BRC製法によって「DPTS」ができるまで
DPTSの機能性 : 記憶障害改善作用
DPTSが脳の短期的な記憶を司る脳海馬の酸化を防ぐことを明らかになりました。
DPTSは抗酸化物質として「脳海馬の酸化を防ぐ」ばかりではなく、血管を傷つける活性酸素を撃退し血管障害性認知症の予防にも効果のある「玉葱からとれた」希少な万能物質です。
学習記憶障害は、加齢に伴う脳の酸化による記憶力の低下や、血管障害や脳の変性による認知症などが原因です。特に記憶を司る「脳海馬」の酸化は加齢によるものが多く、改善できる見込みが高いと言われています。
また、加齢といっても個人差があり、一概に高齢者だけとは限りません。従って日頃の十分なケアが必要であるとされています。しかし、その「脳海馬」まで到達する抗酸化物質は数少なく、DPTSは血液脳関門と通る数少ない物質の1つです。
DPTSは、認知症予防に役立つことが期待され、更に機能性の研究を進めてまいります。
DPTSの機能性
- 学習記憶障害改善作用※上記参照
- 抗酸化作用(抗動脈硬化作用)DPTSは脂質過酸化抑制作用を有しているので、生体内の脂質過酸化反応が関与していると考えられる多くの疾患、例えば、溶血性貧血、各種の炎症や 肝硬変、心筋梗塞、アテローム性動脈硬化等の他、発ガンや老化防止の効果が期待できます。
- 血流改善血液の流れは、運動不足やストレス、喫煙、飲酒、糖分・塩分・脂肪分の多い食事等の要因によってドロドロ血となり、流れが悪くなってしまいます。DPTSには血小板凝集阻害作用および、血栓溶解作用があるため、冷え性、肩こり、脳梗塞等の予防・改善作用が期待できます。
- 肝機能改善作用DPTSは人間の体内で解毒代謝をつかさどるグルタチオンを作るための酵素を活性化する働きをもっているため、肝機能を健康に保つ他、発ガン予防等の効果も期待できます。
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